様々な参加プログラム
Sharingは、長い時間をかけて培われた地域ネットワークと信頼を生かし、子どもを取り巻く学校と地域環境の改善、自然環境保護と保全、持続可能な農業、伝統文化の伝承と地域経済活性化を促すような、現地から求められる要望と参加される方の滞在期間、時期を考慮し、活動内容とスケジュールが決定されます。
また、プログラムの中にはタイや山岳民族等の地域の伝統を学ぶ内容を盛り込まれ、深くタイを学ぶことができるでしょう。
寝食を共にし、太陽の下で共に汗した仲間は、民族や国境を越え、最高の宝物になります。
様々な中学高校、大学と提携し、グローバル教育のための視察研修プログラムを提供しております。また、CSR向けの社会人プログラムもアレンジ可能です。
チェンライは異なる文化と伝統を持つ様々な山岳少数民族が暮らすのどかな山岳地帯です。質素で素朴な彼らの生活にどっぷりつかり、ホームステイ体験や伝統文化体験、農業体験を通じて、人々と深く交流し地域の暮らしや文化を学ぶことができるでしょう。
About us
私たちは、チェンライの山岳エリアに存在するさまざまな深刻な社会問題を解決するため、この地域の人々と共に歩み、より良い社会づくりを進めるローカルなメンバーで構成されたタイの団体です。
国からの補助金や外国からの助成金などの外部資金に依存せずに、継続的な地域支援のための事業を展開し、日々変化する社会問題に柔軟に対応していきながら社会貢献を目指しています。
“Sharing”とは、ソーシャルエンタープライズ “Sharing Eco Tour & Homestay”の略です。
Sharing代表
Mr. Anunchai Usue (Aso)
Asoはタイの山奥で生まれた山岳民族アカ族の男性です。山奥にある彼の家は経済的に貧しく、幼少期は親元を離れ、お寺で見習いとして働きながら、差別や偏見に負けずに必死に学校に通いました。時間はかかりましたが、村で最初に大学を卒業し、村の社会開発に携わる身となりました。
山岳民族が、無国籍であるがために病気や怪我をしても適切な治療が受けられず、経済的に貧しいがために学びたくても進学ができない辛さを、彼は身をもって知っています。
2019年にSharingを立ち上げました。この団体運営には、山岳民族を支援するNGOで12年間働き積み上げられたネットワークとスキル、アイディアが駆使されています。
Sharingスタッフ
スタッフ2名、タイ人研修生2~5名、コミュニティースタッフ25名
Sharingが解決しようとしている社会問題とは?
山岳民族独自の伝統手工芸技術や建築技術の衰退、それを取り巻く地域コミュニティの崩壊、安定した経済活動不足と貧困、山岳エリアの自然環境の変化と森林の減少、安全に暮らすためのインフラ整備の不足、マイノリティーへの差別や偏見、教育機会の格差など。
Sharingの使命とは?
・誰もが豊かな可能性を発揮できる差別や偏見のない多文化共生社会を創出する。
・持続可能な豊かさを探求し、人々の幸福度を最大限に高められるような学びの機会や場を提供する。
Sharingのプロジェクト
☆田舎の学校の活性化と教育プロジェクト
予算が足りず不足しているトイレや図書館などのメンテナンスと、文具や遊具の寄付、異文化に触れる機会の少ない生徒たちへの日本語と日本文化を使った多文化共生理解の推進と、生徒の学ぶ意欲向上を目指しています。
☆女性の自立と技術支援のためのフェアトレードプロジェクト
伝統手工芸に関心のあるお母さんたちに、刺繍や機織り、ミシンを利用した可愛い手芸品を村内で作ってもらったり、無国籍者の多いアカ族の村でオーガニックコーヒーを育てています。
☆伝統文化の伝承と地域経済活性化による地域コミュニティのエンパワーメントプロジェクト
村の文化や伝統を守り、村内での経済活動促進として、持続可能な観光であるエコツアーを村人共に運営しています。
エコツアーでは、村内ホームステイや伝統技術を学ぶプログラムも準備され、彼らの伝統文化や日々の生活を学ぶことができます。村の子どもや若者たちが、伝統的な文化に触れ、学ぶことの機会の提供にもつながっています。
また、地域のイベントや伝統的なお祭りを応援しています。
☆人と大地にやさしい有機農業プロジェクト
農薬や化学肥料を積極的に利用した近代農業や、機械化した効率的な農業ではなく、山岳民族の伝統的な品種のお米を、年長者の知恵を利用しながら人の手を使い大切に育てています。畑では有機米だけでなく、その他の様々な野菜も育て、痩せてしまった地力の回復にも努めています。
☆自然環境保護・保全プロジェクト
山の小川にいくつもの小さな堰(小さなダムのようなもの)を作ったり、野生のバナナの植樹を行っています。一旦貯えられた水辺では、その地域の人々が食料にする魚やカニ、貝だけではなく、その他様々な動植物が生息し、木が育ちます。
地域の人々自身が森を守り、森からの恩恵を受けることができる、自然の摂理を利用した自然保護・保全活動です。
☆安全で衛生的な環境づくりと生活の質向上プロジェクト
道路状況が悪く、雨季時は外部と遮断されてしまうような行政機関の支援が行き届きにくい村で、衛生環境を整えるための上水道システムやトイレの設置、道路の補修活動を行っています。
☆古着販売プロジェクト
古着販売プロジェクトは、日本やタイ全土から寄付された古着や靴等を村内で格安に販売し、その収益で、交通事故や火 事、自然災害に被災し、緊急支援が必要な人や地域を支援するプロジェクトです。
フェアトレード商品
山岳コーヒーからはじまる、人と自然の笑顔のある暮らし
Sharing forest coffee
タイ・チェンライ県のある山岳地帯には、森を守り自然と共に生きる山岳民族アカ族たちが暮らしています。彼らは麻薬の原料となるケシに代わる作物として、そして経済的な貧困から抜け出す換金作物として、高地での栽培に適したアラビカ種のコーヒーを森の中で大切に育てています。
Phu Nathi forest coffeeは、無農薬で化学肥料の使用をできるだけ控え、厳選した高品質のコーヒー豆のみを薫り高く焙煎し提供しています。
山岳コーヒーからはじまる、人と自然の笑顔のある暮らしをあなたへ、そしてあなたから大切な人へも届きますように。
山岳民族ハンディクラフト
hilltribe handicrafts
伝統手工芸に関心のある村のお母さんたちが、丹精込めてひと針ひと針刺繍を入れたり、少しずつ織り進めた布を使った美しい布製品は、正に芸術作品と言っても過言ではないでしょう。タイの山岳民族であるアカ族、カレン族、モン族、ラフ族、ミエン族の作品があります。
お問い合わせ
お問い合わせ
Sharing Eco Tour & Homestay
お問い合わせにはこちらのフォームをご利用ください:
事務所と宿泊施設
296 Moo8, Baan Saimoon, T.MaeYao,
A.Muang, Chiang Rai,
57100 Thailand
Line:sakurainoka
sharingecohomestay@gmail.com
Tel:(+66)89 554 6415
(+66) 88 401 6314